源義経はイケメン!?
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(戦国時代か江戸時代に書かれただろうとされる義経、あまりハンサムじゃない・・・) |
源義経といえば、ドラマや映画では、二枚目俳優が演じ、浮世絵などでも美男子として描かれることが多いですね。
でも、本当に義経は美男子だったのでしょうか?
実は、義経が生きていた時代に描かれた肖像画などは残されていないのです。
では、なぜ美男子説が現れたのか?『源氏盛衰記』には「色白にて容貌優美、進退優なり」と書かれています。『義経記』でも「きわめて色白く、かね黒に眉細くつくりて・・・、楊貴妃ともいいつべし」と書かれているのです。女性のように色白で少女マンガに出てくるような美男子を想像させられますね。
しかし、一方で平家側が出陣の前に指揮を高める場面では、「色白うちいさきが、むかばのことにさしいでてしるかんなるぞ」、色白で背が低い出っ歯と義経をけなして士気を高める場面があります。
幸若舞の『笈さがし』にも「向歯反って・・・」という記述があるので義経の前歯が大きかったのかもしれませんね。
ちなみに、義経の母親は常盤という1000人の中から選ばれた美女であったといいます。兄の頼朝も結構イケメンですしね。義経が美男子であったという可能性は高いんじゃないでしょうか?
(頼朝のほうがイケメン!?)
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