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歴史年代ゴロ合わせ暗記>選挙に行きたくなる

選挙に行こう

 
 選挙に行くのは国民として当然。行かなければいけないと思っていてもなかなか重い腰があがらない。そんな方は、これを見れば必ず選挙に行きたくなるはずです。

 それが「給料明細」!

 みなさんは給料明細をまじまじと見たことがあるでしょうか?

 総支給額や手取りの金額は、しっかり見ると思いますが、その内訳を見て驚きませんか?

 一例として、男性サラリーマンの給料明細の内訳をみていきます。

 基本給450,000円。諸手当78,000円。総支給額528,000円。(かなり高給取りで羨ましいですね。私ではないです・・・。)

 しか〜し!手取り金額は!

 健康保険料21,000円。厚生年金46,000円。所得税16,000円。住民税19,000円。その他、労働組合費などが引かれて手取り額は423,000円ほどになっています。

 税金と社会保険料で10万円も引かれてるんです!この毎月10万円がどのように使われているのか?本当に私たちの将来の為、困っている人たちの為に使われているのか?

 
社会保険料

 まずは、健康保険と厚生年金。これは社会保険料ですね。これで67,000円。

 う〜ん。これは仕方ないですよね。将来の年金やお年寄りなどの医療費ですから・・・。

 って簡単に納得してしまってはダメ!

 社会保険料って平成元年の頃から比べると15%以上も増加しているんです。手取り金額が15%以上減っているってことですね。

 しかも、社会保険料は半分を会社が負担している。本来なら会社側は従業員の給料として払ってもいいお金を社会保険料に回しているので間接的に給料記載の倍の社会保障料を私たちは払っているのと同じなんですね。

 でも、まぁ、高齢化が進んでいるから仕方ない・・・。

 それは、そうなんですけどね。しかし、消費税は数パーセント上げるのに大きな問題となっていたのに社会保険料だけは、知らない間にどんどん上がっていく!

 別に他から税金をとって、それを社会保障に当ててもいいはずなんです。消費税をもっと上げて社会保険料を安くするとか。株で得た利益は一律20%の税が掛かりますが、これをもう少し上げるとか・・・。

 高齢者の医療費や年金は当然必要ですが、それに掛かる税金をどこから持ってくるのか?このまま、社会保険料を上げ続けるのか?その辺りを今一度、考え直す必要があります。

 
所得税と住民税

 次に所得税と住民税ですが、住民税は地方自治体に払っているお金ですが、実は所得税よりも住民税の方が高い!国税よりも地方自治体に支払ている税金の方が上なんです。あなたの住んでいる地域での税金は納得いく使われ方をしているのか?新聞の全国紙に加え、地域の情報も要チェックですね。

 
消費税

 さらに消費税は10%支払っています。年間400万円を消費したとしたら40万円を税金として支払っているんです。しかし、消費税の増税分は基本的に社会保障費を補う為に使われています。社会保険料は働く現役世代に負担が集中。あらゆる世代で負担を分けるのが消費税といっていいでしょう。つまり、消費税を長期間減税すれば原則としては社会保障料を上げなければならないということになります。

 どうでしょう?

 給料明細を見ただけでも、多額の金額を税金として支払っているのが再確認できると思います。税金が気になれば、社会保障問題、少子高齢化の問題、日本の人口問題なども気になってくるはずです。選挙が近づいてきたら、まずは給料明細を今一度見直してみましょう。多額の税金を支払っていることを再確認すれば必ず選挙には行く気持ちになるのではないでしょうか?