清少納言はなぜ離婚した？

清少納言というと「枕草子」ですね。春はあけぼの。やうやう白くなりゆく・・・。のヤツですね。

間違いやすいのが紫式部ですね。こちらは「源氏物語」です。双方ともに平安時代を代表する女流作家ですので、よく間違えられます。

この二人はともに宮仕えをしていたことはよく知られていますね。

つまり、仕事していたんですね。二人とも結構いい家柄なので貴族と結婚して家にいてもよさそうですけどね。

実は、二人とも1度は結婚ししていますが、紫式部は夫を病で亡くしています。では、清少納言はというと離婚しているんです。それで二人とも宮中で働くようになったんです。

では、清少納言は、なぜ離婚したのか？

二人の事情がありますので深くはわかりませんが、一説によれば夫の方から離縁を申し出たといわれています。

「枕草子」を読むと才気にあふれ、機知に富む彼女の姿が描かれていますが、よくよく考えると自分のことを自画自賛してる・・・。もしかしたら、そういった性格に嫌気がさしたのかもしれませんね。

しかし、清少納言は、離婚後もよく元夫とあっていたといいます。

まぁ、いっしょにいるのは窮屈だけど、友人としては素晴らしい人だったのかもしれません。