大西洋無着陸飛行を最初に成功させたのはリンドバーグじゃない!
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1927年5月20日〜21日でリンドバーグは大西洋を飛行機で無着陸飛行を成功させました。これにより、25000ドルもの賞金を獲得!地位と名声を得ることになったのです。
しかし、リンドバーグが始めて大西洋無着陸飛行を成功させた訳ではありません。リンドバーグの飛行よりも8年前。1919年にアメリカのオールコックとブラウンの2人がニュージーランドからアイルランドまでの飛行に成功しております。これは、なんと飛行機が発明されてから、たった16年後のこと。
大西洋無着陸飛行に始めて成功したのは、実は、この2人なのです。
では、なぜリンドバーグが彼らよりも有名になってしまったのかというと、リンドバーグは何とたった1人で大西洋を無着陸で飛行して見せたからです。
パイロットが2人いれば、仮眠をとり、休息をとりながら飛行を続けることは出来ますが、リンドバーグは33時間29分ものあいだ一睡もせずに飛行機を操縦し続けたのです。
僅かな操縦ミスが命取りになるような状況でリンドバーグは33時間半も眠ることなく飛行機を飛ばし続けた訳ですから、その集中力と忍耐力は凄すぎる!
当時の人々は、無謀とも思える彼の挑戦に息を呑んで見守り、見事成功した瞬間には歓喜の声を上げたことでしょう。
感動的なリンドバーグの大西洋無着陸飛行は映画などにもなり、あまりにも有名になってしまったことから、リンドバーグが始めて大西洋無着陸飛行を成功させたと誤解されることも多いのですが、実は始めて大西洋無着陸飛行を成功させたのはオールコックとブラウンなのですよ。 |
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