ピカソの『ゲルニカ』に込められた意味とは
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ピカソの『ゲルニカ』という作品は、縦3.51m、横7.82mにもおよぶ大作で、かつてはパリに万博博物会に展示されていました。現在は、スペインの・マドリードのソフィア王妃記念美術館に保管されています。
では、このピカソのゲルニカには戦争に対する深い意味が込められているのをご存知でしょうか?
ピカソの描いたゲルニカは、1937年4月28日のドイツ空軍による無差別爆撃に対する怒りを表現してピカソが描いたものです。爆撃にあったのが、スペイン北部のゲルニカという町。
単なる個性的な絵だと子供の頃は見ていましたが、この作品に込められた意味を知ると、なるほど人や馬、牛の表情からも悲痛の叫びが見てとれます。
ピカソは「絵画は室内に飾るだけのものではない。敵に対抗するための武器でもあるのだ!」と主張したといいます。
このゲルニカの町が攻撃にあった時、ピカソはパリにいましたが、ニュースを耳にしたピカソは、怒りを絵に込めて描き始めたそうです。
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