日本人の起源
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その昔、日本は大陸と陸続きだったことは皆さんも知っていることでしょう。現代の日本人は、その大陸からやってきた末裔であることは何となくわかっていることと思います。
中国の漢人や朝鮮半島の人たちと私たちの顔は女性の方では化粧の仕方で変わってきますが、基本的にはよく似ていますよね。しかし、モンゴルの方とはちょっと違うきがする・・・。
我々、日本人のルーツはどこにあるのでしょうか?
これはに諸説あるものの、今から2〜3万年ほど前にマンモスやナウマンゾウを追って大陸から日本にやってきた古モンゴロイドが縄文人の祖先となったといわれています。その後、紀元前300年頃にやってきたのが新モンゴロイド。彼らは弥生人となります。
この弥生人と縄文人とが混血を重ね、全国に広がっていったというのが現在最も有力な説となっています。
また、現在の日本人は新モンゴロイドの特徴の方がよく表れているとされていますが、沖縄の人々やアイヌの方では古モンゴロイドの特徴が強いともいわれています。
古モンゴロイドと新モンゴロイドの身体的特徴 |
古モンゴロイド |
特徴 |
新モンゴロイド |
二重 |
まぶた |
一重 |
手足が長い |
体型 |
胴が長い |
濃い |
体毛 |
薄い |
湿っている |
耳垢 |
乾いている |
さて、では、日本語のルーツはどこなのか?そりゃ、漢字使っているんだから、モロに中国でしょ。って思いますが、実は言語学的には系統的関連性は認められていないんです。
文法などは朝鮮、モンゴル、トルコと同じアルタイ語属に含まれるという考えが一般的ですし、音に関してはオセアニアのルーツ説。さらに文法や共通単語などから南インドのタミル語を起源とする人もいます。
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