モナ・リザのモデルって誰?
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レオナルド・ダビンチの有名な作品「モナ・リザ」については、いくつかの謎があります。そもそもモナ・リザのモデルは誰なのか?それすら実はわかっていないのです。
モナ・リザの「モナ」とは「愛しい」という意味があります。ですから、「モナ」つまり「愛しい」「リザ」。リザという人がモデルでしょ?というのが、まあ、一般的な考えですよね。
ですから、フィレンツェの裕福な商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リザ・デル・ジョコンドがモデルであるとした説が有名でした。しかし、竹下節子さんの著書「レオナルド・ダ・ビンチ伝説の虚実・中央公論社」の中でモナ・リザというタイトルはダビンチが付けたタイトルではなく彼が亡くなった30年以上たった後にヴァザーリという美術史によってつけられたものであると書かれています。
さらに、このモナ・リザのモデルにはいろいろな説が唱えられているのです。
例えば、ダ・ビンチ自身がモデルであるという説。ダ・ビンチ自身の肖像画とモナ・リザをコンピューター処理で重ね合わせるとぴたりと一致するという説はテレビ番組で取り上げられたことも一時ありました。
また、ダ・ビンチの母親がモデルだとする説やフィレンツェ大公ジュリアーノ・メディチの愛人がモデルという説もあります。
しかし、2008年にドイツのハイデルベルク大学図書館にてダ・ビンチがフィレンツェの商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザの肖像画を制作中であると書かれた手書きの記述を発見。
なんだよ、やっぱり「リザ」がモデルかよ〜。という感じですが、まぁ、現在のところ、この説が最も有力であることは間違いないようです。
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