古朝鮮の歴史
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古朝鮮(こちょうせん)とは、一般的に前漢武帝に侵攻を受ける以前の朝鮮をそう呼ぶことがあります。
まず、檀君朝鮮。これは、ほとんど神話のようなお話で実在したかどうかはかなり怪しい・・・。檀君という神話上の人物が平壌城で建国したとされ、この檀君が即位した年は、BC2333年といわれていますが伝説の人物、国であるというとらえ方が一般的ですね。
次に登場するのが箕子(きし)朝鮮。この王朝に関しても、まだ実在の確認はされていませんが「史記」や「漢書」によれば、中国の殷の移民が建国したということになっています。(?〜紀元前194年)
そして、いよいよ実在が確認されている衛氏(えいし)朝鮮が登場します。(紀元前195年ごろ〜紀元前108年)
衛氏朝鮮は、中国の燕の出身、衛満(えいまん)によって建国されました。しかし、この衛氏朝鮮も紀元前108年には、前漢の武帝(ぶてい)によって滅ぼされ、朝鮮半島の大部分は中国王朝の支配下に入ることになります。
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