歴史年代ゴロ合わせ暗記  

歴史年代ゴロ合わせ暗記歴史の真実キリストは青森県で暮らしていた? 

   

キリストは青森県で暮らしていた? 

 
 1928年(昭和3年)に茨城県の磯原町である古文書が公表されました。

 これを「竹内文書」といいます。この竹内文書によるとキリストは十字架にて処刑されずに実は日本の八戸に亡命して戸来村で帰化したとされています。

 キリストは、その後「十来太郎大天空(とうらいたろうだいてんくう)」となって、なんと3人の子供に恵まれたといいます。



 
 
 ただし、一般的には、この「竹内文書」は研究者から偽書とされ真実味は薄いです・・・。

 とはいえ、神代文字で記された文書やSFっぽい内容で現在でも、この「竹内文書」は人気が高いのです。

 竹内文書にはキリスト以外にも釈迦、孔子、モーゼ、ムハンマドなども日本に来ていたという文面や太古の昔には天皇は空飛ぶ船に乗り世界を巡行していたなどの記述もあります。

 この竹内文書が完全に偽物とは言い切れませんが、戦前の天皇制下の神国日本では、このような古文書は注目を集めたようですね。

 古文書としての価値はともかく、戦前の日本の国民心理をのぞき見るのには重要な書物です。