縄文人の主食は「貝」じゃない!
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縄文時代というと、貝塚のイメージからか貝ばかり食べているようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
しかーし!よく考えてみたら貝が主食って生きて行けるのか?
結論からいえば無理です。たとえば、アサリを1キロ買ってきたとしても貝殻をとっての中身は150グラムくらい。その150グラムのアサリでは100キロカロリーくらいしかないので10キロくらいのアサリを食べないと生きて行けないはずなんです。
では、縄文人は何を主食としていたのか?
縄文人が主食としていたのは、クルミや栗なんかの食材。1キログラムの栗なら1200キロカロリーの栄養を摂取できます。また、その他にもヤマイモやユリ根、クズ、カタクリなどの根菜類も重要な食料だったようです。
貝はあくまでおかず扱いですね。その他にも貝塚からはウナギ、イワシ、ボラ、スズキ、マダイ、クロダイ、マグロなんかの骨も見つかっていますので魚もしっかり食べていましたし、焼けたキジや鹿の骨も出ているので肉も食べていました。
つまり、縄文時代の食生活は植物性の食材でカロリーを摂り、魚介類や肉をおかずにしていたんです。今と変わりませんね!
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