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日の丸の由来


 日本の国旗は日の丸(日章旗・にっしょうき)。これは、誰もが知っていますね。しかし、なぜあのシンプルな赤い丸の国旗となったのか?それをご存知の方は意外に少ないのではないでしょうか?

 
日の丸の由来

 日本の神話では、天皇の祖先の神として天照大神(あまてらすおおみかみ)という太陽神がいます。太陽は、熱や光を与えてくれるので古くからうやまわれてきたんですね。

 また、遣隋使にて中国に持っていった外交文書には、我が国のことを「日出づる処」つまり、太陽が昇る場所と書かれています。さらに、国の名として7世紀後半と思われますが、国の名前を太陽にちなんで「日本」としました。

 古くから太陽を敬い続けてきたんですね。

 平安時代では、扇などに金の日の丸がデザインされたものがありましたし、中世からは白地に赤の日の丸を描いたものが合戦などに使われ、江戸時代では、江戸幕府専用の船印として日の丸が使われます。

 幕末になると鎖国が終わり、日本の船と外国の船とを区別しなければならなくなり、日の丸を「日本総船印」と定めて、外交にも使われるようになっていきます。

 そして、明治時代には1870年に日の丸を「国旗」として布告し、1999年に国旗国歌法が成立され法律に明文化されたのでした。