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平城天皇


 
平城天皇(へいぜいてんのう)は、806年に桓武天皇(かんむてんのう)が崩御すると皇位を譲り受けました。

 平城天皇は、即位するとともに年号を「大同」と改めます。また、807年には、参議という職を廃して、観察使を設置するなど、官司の統廃合にも力を注ぎます。

 しかし、体が弱く、わずか3年で平城天皇は皇位を弟の神野親王に譲りました。

 これで、平城天皇は上皇となるわけですが、とはいえまだ34歳という若さ。

 810年には、薬子の変といって寵愛する藤原薬子、そしてその兄の藤原仲成は平城上皇に再び天皇の座につくことをすすめます。しかし、これは失敗に終わり、仲成は坂上田村麻呂に射殺され、薬子は毒を仰いで自殺。平城上皇は、頭を剃って仏の道に入ります。

 平城天皇は、詩文に長け、その詩は「古今集」などに収められています。