本当の古代文明は6大文明
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古代文明といえば、4大文明と習った記憶のある方も多いかと思います。メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明の4つですね。
しかし、「あれ?」って思う方も多いのではないでしょうか?マヤ文明とかテオティワカン文明なんてのも聞いたことあるけどそれらは何で入れてもらえないの?
そうなんです。最近では、古代4大文明という表記は高校の世界史の教科書からも姿を消しつつあり、それに代わり「古代6大文明」が唱えられているんです。
古代6大文明とは、4大文明にメソアメリカ文明、アンデス文明を加えたもの。う〜ん。でも、あまり聞き覚えのない文明ですね。
メソアメリカ文明というのは、メキシコ高原からパナマ地峡にわたる地域に興った文明の総称をいいます。BC2世紀〜6世紀にメキシコ中央高原で栄えたテオティワカン文明、BC1200年頃にメキシコ湾岸で栄えたオルテカ文明、BC1000年頃〜16世紀にかけてグアテマラ高地からユカタン半島にかけて発展したマヤ文明などです。
また、アンデス文明は南アメリカ大陸のアンデス地帯に興った文明でBC1000年頃から1532年まで存続した諸文化の総称です。
古代4大文明では青銅器や鉄器などの金属が使われていましたがメソアメリカ文明では石器が主要となっていました。
マヤ文明なんかはゼロの概念を独自に発明していますのでもうちょっと学校でも詳しく教えてもいいと思うんですけどねぇ。
ちなみに黄河文明も現在では中国文明と記載されていることが多いようですよ。
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