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万葉集


 万葉集とは、我が国最古の歌集で奈良時代の末期、おおよそ8世紀中頃に成立したといわれています。

 全20巻、およそ4500首もの歌が集められており、天皇から貴族、下級官人、農民、芸人、防人などいろいろな人の歌が収録されています。

 この万葉集に収められた作品は年代などが明記されているわけではありませんが、およそ450年にもわたっていると考えられています(一番古い歌が仁徳天皇の皇后の盤姫皇后の歌と伝えられています)。

 年代の幅があるので歌風は4期に分類されることが多いです。

 1期は、素朴で清新な作風。2期は柿本人麻呂が有名ですが、彼のような宮廷歌人が現れ表現技法を駆使しています。3期は山部赤人、山上憶良、大伴旅人らが現れ万葉集でも有名なものが多く収録されています。4期は優雅で技巧的なものが多くなります。

 では、この万葉集をまとめる作業をした人は誰なのか?

 万葉集は、ひとりの手によってまとめられたわけではないのではっきりわかりませんが、最後にまとめあげたのは大伴家持(おおとものやかもち)であることは、ほぼ確実といわれています。

 この万葉集で最大の歌人といわれるのが、柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)です。

 有名なところですと・・・。

 東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ

 ちょっと、何言ってるのかわかんないですね。

 現代語訳にすれば・・・。

 
東の方が朝陽が昇ってくるので赤くなっているが、後ろを振り返って見ると月が沈もうとしている

 って意味です。まぁ、訳してしまうと味気ないですけどね。

 この万葉集ですが、江戸時代までは、ほぼ忘れ去られてしまっていたような状態でした。しかし、江戸時代に国学者の契沖(けいちゅう)が「万葉代匠記」という万葉集の研究書を著し、さらに明治になると正岡子規が「歌よみに与ふる書」で万葉集を高く評価。これらのことにより、万葉集は再評価され、今に伝わっていくことになったのです。