歴史年代ゴロ合わせ暗記  

歴史年代ゴロ合わせ暗記富国強兵

   

富国強兵 

  江戸時代が終わりを告げ明治政府は外国に追いつけ追い越せと産業を豊かにし、国を強くする為のスローガンを掲げます。そのスローガンが富国強兵(ふこくきょうへい)です。

 産業を強くする為の政策としては、
殖産興業(しょくさんこうぎょう)を合言葉に1872年、官営模範工場(かんえいもはんこうじょう)つまりは、国が民間の模範として経営した工場が群馬県に建てられました。富岡製糸場(とみおかせいしじょう)です。この工場では、生糸がアメリカなどへの輸出品として生産されました。

 また、1873年には軍隊強化の為に徴兵令(ちょうへいれい)といい満20歳以上の男子に兵役の義務(一定の期間軍隊に入らなければならない決まり)を課しました。
 
   
(富岡製糸場)

 財政の面では、徴兵令と同じく1873年
地租改正(ちそかいせい)を行います。この地租改正とは、それまで日本では、年貢つまり米によって税を収めていました。しかし、米では収穫の多い年もあれば少ない年もあり財政が安定しない。そこで、政府は米から現金へと税を変更しました。ちなみに税率はというと土地の値段を政府がはかって、その3%を毎年、国に収めることにしました。つまり、土地の価格が500万円なら税金は15万円です。

 教育に関しても、1872年、
学制(がくせい)を公布します。小学校、中学校、大学を設置し満6歳以上の男女は学校で教育を受けなければならなくなりました。

 1872〜1873年という短い期間に急激な変化を強いられ、国民には大きな不満が募り各地で一揆が起こりました。後に地租改正は2.5%へ税率が引き下げられ、学制も教育令、学校令と内容が変化していきます。

 ちなみに徴兵令は、当初、兵役免除規定が設けられ、身長155センチ未満の者や病弱な者、家の跡継ぎや一人っ子などは兵役の免除がありましたが、1889年には国民皆兵(こくみんみなかいへい)となり、免除規定がなくなりました。